コラミクスケアサービス
メンタルケアカウンセリング(心理相談)







 

 

 

 

 

 

 

 

 

  


◇何もしたくない


一見ネガティブに聞こえるこの言葉は、ポジティブにも見ることができるのです。
「何もしたくない」とは「何もしないでいたい」ということです。
何もしないでいるということは、死を選択したということです。
そう選択したのであれば、「死にたい」と言うはずです。 

では、「何をしない」のか。
勉強、仕事、入浴、掃除、洗濯…
それらはしなくとも、生きてはいけます。
ただ、ほかの生き方を新たに考えなければならないだけです。
睡眠、食事、排泄…は自然の摂理だからしないではいられないのです。
病気になりたい訳ではないだろうから、無意識のうちに最低限の健康管理はしているはずです。
そうです、何かしていることはあるのです。
ただ、したいことが自分ではっきりわからない、決められないだけなのです。
何もしたくないということは、「頼りたい」ということを相手の了解なしに勝手に決めたということです。 

一つの挫折ですべてが嫌になってしまうことはよくあります。
それに気付けば問題はありません。 

落ち込んでいるのであれば、何もしないでいてください。
ただし、しばらくの間だけです。
いつまでかを決めてください。
いつまで、誰に頼るかを決めてください。 

そして、今していることに注目してください。
食事をしている自分…そのあとのことを考えてください。 

明日何をするか書き出してください。
何もしたくないのに、しなければいけないことがたくさんあることに気がつくでしょう。 

その中の一つ、しなければいけないことをきちんと自分で意識して実施してください。
そして、自分が選択したもの以外のことをあなたは依頼することになるということも意識してください。 

また翌日、同じことを繰り返します。あなたが決めた期限までです。 

徐々にあなたが選択している項目が、多くなってきているはずです。
徐々にあなたが選択しなかった依頼しなければならない項目が、少なくなってきているはずです。 

最後まで残っていたものが、あなたがしたくないと思ったことです。
あなたは、それがために、すべてのことがしたくなくなってしまったのです。 

今はもう、そんなことないはずです。
あなたは、見事に自分の敵に勝利したのです。



◇性格を変えたい


あなたは、誰かに性格悪いといわれたのでしょうか?
あなたは、誰かにあこがれ、その人のようになりたいと思っているのでしょうか?
あなたは、今の自分がきらいなのでしょうか? 

いい性格と人に言われたいためですか?
あなたみたいな性格を持ちたいと、人に言われたいためですか?
自分を好きになりたいためですか? 

良い性格だけの人はいません。
悪い性格だけの人もいません。
誰でも今の自分に満足しているわけではありません。 

自分の長所と短所を書き出してみてください。
他人に長所と短所を書いてもらって下さい。
あなたの気づいていないあなたの良い部分に巡り合えます。
比較して結果が同じである訳ありません。 

あなたが良いと思っている部分は人から見れば、嫌味に思えているかもしれないのです。
あなたが嫌だと思っている部分は人から見れば、魅力に思えているかもしれないのです。 

他人の目からみた良し悪しと、自分の思う良し悪しをまずはっきり認識してください。 

考える必要はありません。やることは分かっているはずです。
自分の思う短所を直せばいいのです。
それに、他人が思う短所を少しだけ、修正すればいいのです。
最後に、自分が思う長所と他人が思う短所が合致したならば、それを少しだけ修正すればいいのです。 

性格を変えるのではなく、他人が不快に思っていた個所に気付き、それを直すだけです。
今を見つめ直すことで、もっと自分自身のことを知ることができます。
まず自分をいたわり、自分自身が自分を好きになる必要があることを忘れないでください。
自分を好きになれない人は、人から決して好かれることはありません。



◇病弱の体を健康にしたい


病院にかかりつけなのでしょうか?
子供のころから、体力的に弱いのでしょうか?
運動不足で、健康に不安があるのでしょうか? 

病気の診断を受けている方は、医師の指示に従い、薬は病院できちんと処方してもらってください。
私には、言葉によって心の薬を処方することしかできません。 

未だ病気になっていない状態のことを「未病」といいます。
予め病気にならないように自分で気をつけることを「予病」といいます。
今、病気でないあなたの予防は、自分でしなければなりません。
自分の健康は自分で管理しなければなりません。
まずは、自分を知り、精神面の強化が必要です。 

あなたは、自分が何らかの病気を患っていると思っていませんか?
YESならば、すぐ病院で診察してもらって下さい。
自分勝手な診断はいけません。あなたは医学の専門家ではないでしょう。 

やっかいなのは、医者の診断に引っかからない病があることです。
医者の診断は、医学での各科における専門によるものだからです。
医者の診断は主に、患者の症状により、その専門箇所の異常を調べて決定します。 

患者が症状を正しく伝えられなければ、それだけ診断の決定要因が多くなります。
各症例とも照らし合わせ、その個所に異常がなければ、健康だということになるのです。
つまり、一人の専門医があらゆる医学の面から診察をしてはいないということです。
その医者にとっては専門外のため、診断はくだせないのです。 

更に、すべての医者が、他の専門医にも一応診てもらった方がいいと勧めてくれるわけではありません。
その結果、見逃されがちなのが、こころの病なのです。
それを専門に診ているのが心療内科です。 

一人の専門医に異常なしと告知されても、自分の体の異常を感じている場合は、是非心療内科で診てもらってください。
あなたは、専門医ではないが、自分の体だけの担当医になることはできます。 

複数の医者に異常なしと診断されても、自分は病気だと言って病院を次々かえる人もいます。
この行動は、ドクターショッピングと呼ばれ、明らかに心的病気を患っています。 

健常者であっても、体調を崩すことはよくあるでしょう。
体調が悪い、病気かなと思っているのは、実は「こころの不安な叫び」であることがあります。
その場合には、「こころ」を健康に保つことが肝要となります。
こころの不安は、誰にでもあるものです。
いかに早く不安を払拭するかがカギとなります。
こころの健康維持へのカギは、プラス思考です。 

日常態度での、プラス指向に有効な作用をもたらすのが、食生活です。
自分の健康管理は、意識して食生活を変えることです。 

嫌いな食べ物を無理に食べることではありません。
食物の自分の体への効果を知り、食べ方を変えることです。
 

今までと同じものを食べる場合でも順番を変えたり、健康を意識することで、体内での消化・吸収が変わってきます。
例えば、トンカツを食べるときに一緒にでてくるキャベツを、最後に食べていては本来の効果は少ないのです。
例1.トンカツより先にキャベツを食べる。(胃腸の保護・消化・吸収を助長する)
例2.果物は、食後でなく食前に食べる。(胃腸を助長し食べ過ぎ防止になります)
例3.食物を飲み物で流し込まない。(胃内で消化物が薄まり活発に働きません)

 正しい食生活のうえに、プラス思考で、適度に体を動かすことにより、自分なりの健康維持をしてください。


◇恋人が欲しい


あなたは、今恋人がいないのは、自分の容姿のせいだと思っていませんか?
あなたは、今恋人がいないのは、自分の病気のせいだと思っていませんか?
あなたは、今恋人がいないのは、自分が拒否していたからだと思っていませんか?
あなたは、今恋人がいないのは、自分に時間がなかったからだと思っていませんか?
あなたは、今恋人がいないのは、自分のことを分かってもらえてないと思っていませんか?


あなたは、自分のことが好きですか?
過度な自己愛者ではありません。
NOならば、恋人はむずかしいでしょう。 

あなたは、自己紹介ができますか?
ユーモアがなければ興味はひきません。
NOならば、恋人はむずかしいでしょう。 

あなたは、自分に正直でいますか?
他人にはその態度でわかってしまいます。
NOならば、恋人はむずかしいでしょう。 

あなたは、笑顔で声をかけていますか?
わざとらしいものではありません。
NOならば、恋人はむずかしいでしょう。 

あなたは、他人を思いやりやさしくできますか?
その証明は他人がしてくれます。
NOならば、恋人はむずかしいでしょう。 

あなたは、他人の意見を聞き入れられますか?
他人の言いなりになることではありません。
NOならば、恋人はむずかしいでしょう。 

あなたは、他人に誇れるものを持っていますか?
その価値は他人がしてくれます。
NOならば、恋人はむずかしいでしょう。 

あなたは、他人の為にできることがありますか?
営利目的ではなくボランティア精神です。
NOならば、恋人はむずかしいでしょう。 

あなたは、恋人を得るために何をしていますか?
依頼することではありません。
募集をかけることではありません。
来るまで待つことではありません。
無理強いすることではありません。
プレゼントをすることではありません。 

自分のなすべきことがわかったあなた・・・ならば、周りにいる異性はみな恋人候補でしょう。



◇毎日を楽しく過ごしたい


あなたは、今何をしているのでしょう。

食事でしょうか?
勉強でしょうか?
仕事でしょうか?

ゲームでしょうか?
テレビでしょうか?
雑談でしょうか?

トイレでしょうか?
入浴でしょうか?
読書でしょうか?

宴会でしょうか?
芸術鑑賞でしょうか?
ドライブでしょうか?

炊事洗濯でしょうか?
養育でしょうか?
ショッピングでしょうか?

清掃でしょうか?
ボーっとしているのでしょうか?
それとも…悲しくて泣いているのでしょうか? 

楽しくない事をノートにあげてみてください。
それをしなければ楽しいですよね。
それをしないようにするためにどうすればいいか、横に列挙してください。
それをすれば楽しいですよね。 

あなたは今楽しいですか?
毎日が楽しくなりましたか? 

楽しくないことをしなくなっても、もの足りませんよね。
楽しいことばかりをしていたら、それらはだんだん楽しくないことに分類されてしまいます。
楽しい事以外のことも身に降りかかるからこそ、楽しいことをして、より楽しくなれるのです。 

楽しいこととは、楽しいと感じることなのです。
あなたは、ひとりでしょうか?
あなたは、誰かと一緒にいるのでしょうか?
比べてみてください。ひとりの時とみんなでいる時と。 

ひとりの時の方が楽しいこともあります。
みんなと過ごす時間の方がはるかに楽しいこともあります。
楽しさのひとりよがりはいけません。
あなたにとって楽しいことは、他人は楽しくないかもしれないのです。
みんな楽しくても、あなたは楽しくないこともあるでしょう。 

どちらかに偏ると、自分で楽しさの範囲を狭くすることになります。
自分が楽しいと感じられる環境を、うまく選択することが大切です。